おとぎ



公園に向かった。

幼稚園の頃、よく遊んだ公園。


「なぁ、あず。」

「ん?」

「運命ってなんだろう?」

「え?運命?
 秀ちゃんはどう思うの?」

「絶対に変えられないもの。
 受け入れるしかないもの。」

「秀ちゃんにしちゃあ、
 消極的な発言!」

「だってそうだろ?
 他の家に生まれたかったっても。
 親は変えることなんかできない。
 受け入れるしかない現実。」

なんか、あったのかなぁ?

「ふーん。」






< 65 / 116 >

この作品をシェア

pagetop