【完】君しか見えない

L ピンクとブルーに揺らめく涙







例えば寝坊した私を楓くんが家まで迎えに来てくれたり、昼間から街中をふたりで目的もなくブラブラしてみたり。



そんなことが普通だったあの頃に戻れないことは、私が一番わかってる。





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