俺を好きになってよ。

こんなの本当ありえない!
私だけとか本当恥ずかしすぎる!


「わ、私だけとか嫌だ!南もあーん…っ!」

南は一瞬驚いた表情を見せたけど、すぐに戻り、リンゴを食べた。

「…美味しい」

少し…いや、結構顔を赤らめながら食べる南。

ほら、アンタも恥ずかしいんだ!!
これで、私の気持ちわかったか!!


「美味しい…けど、これ…関節キスだね!」




「え、」




自分がした事を思い出してみた。



確かに私は南にリンゴを食べさせた。
そのリンゴ…







私が半分食べたヤツ……………













あああぁぁぁぁっっ!!!!!










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