とある四人の中学生と二匹の魔術師の話
✟第一章✟

語の始まり

{紀伊目線}

「行ってきまーす!」
「いってら~」
私は靴を履いて、隣に置いた鞄を持ち
家を飛び出した。みんなとの待ち合わせ場所に、走って向かった。
向かっている途中で、ある話を耳に挟んだ。
「ねぇ。奥さん!しってる?
森の奥に新しいカフェができたらしいわよ~」
「あらぁ。森の奥に?すごいわねぇ」
「それに、店員を見てるだけで
なぜか癒されると聞いたわよー不思議ね」
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