恋に落ちたきっかけは
黒崎部長がいう『特別レッスン』とは




もうこうなったら、私の気持ちしっかりと伝えなければいけないと思う。



「黒崎部長、本気でいってますか??」




「俺はいつも本気だ」



がやがやしてる夜の町、私と黒崎部長と他の人の雰囲気は違うと思う。




「黒崎部長、私、もう好きな人に振られるの嫌なんです。だから、私に恋を教えてくれませんか。いきなりこんなこというのって変だと思うんです。だけど、もしよければお願いできませんか?」



黒崎部長は耐えられなくなったのかそれともあほくさいと感じたのかお腹をかかえて盛大に笑いだした。



「この前も(居酒屋の時)それいってた。だから、いいっていってるだろ?お前って、ほんとに変なヤツ。なんかおもしろすぎる」



「(私はいたって真面目ですよ!!!)」



小声か、心の中でしか、言えないけどね。
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