シトラス。

「にっ、2年D組…、佐々木圭(けい)です」




モジモジと答えてくれた。




「圭…ねぇ…」ふむふむ。



「私は黒澤華夏!よろしくね!じゃあ、また!」




私は急に立とうとしたが、足のことを忘れててよろけた。





「あっあぶなぃ…」





抱きとめられた。佐々木くんに。




フワッと柔軟剤の自然な香りがした。

< 34 / 65 >

この作品をシェア

pagetop