朝から晩まで!?国王陛下の甘い束縛命令
9.愛してる


アミルカからの手紙が来てから三日。どう返事を書けばいいのかすごく悩んだけどなんとか完成させた。


「ねむい……」


目を覚ますと、寝室にエドガーはいなかった。昨夜は私が手紙を書くために夜更かししていたから、エドガーより後にベッドに入った。そういえば、今日は朝から少し遠くの街に復興の様子を見に行くと言っていたっけ。


「王妃様、今日はお昼から謁見の予定です。今からご準備を」


ルーシアが部屋のドアをノックする。王妃と呼ばれることに慣れつつあるけど、まだどこかくすぐったい気分。

今日はエドガーに用事があるから、いつもは朝に開かれる大臣や貴族との謁見が昼になったんだよね。ちなみに謁見の日は国民も謁見の間まで通ることができるので、エドガーはその時間を大事にしている。

制限時間はあるけれど、その間に少しでも多くの国民の声に耳を傾けようと言う。そんな彼を尊敬するけれど、少しは休めばいいのになと思ってしまう。国民のためには時間も労力も惜しまず働いちゃうんだもの。体を壊さなきゃいいけど。

着替えて自分の部屋に戻ると、不思議な違和感がした。何だろう。部屋全体を見渡すけど、いつもの自分の部屋だ。家具も小物も、何も変わらない。カーテンのタッセルもきちんととめられているし、花瓶の花の角度が変わるわけでもない。


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