ホワイトデーにさよならを



来ることもなかなかない女の子の雑貨で並んだお店。


一見シンプルで、でもカラフルな店内。


「形に残らないもの。」


俺にはよくわからないけど君が好きそうな色。


君に似合いそうな色。


たぶん使ってくれないと思うけど


せっかくだから受け取ってほしいな。


べつに捨ててもいいから。


そう言いながら決めた君に贈る


最後のプレゼント。


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