瞑想と彼女と現実と

雨の気持ち

辺りが見えなくなるくらいの雨で
皆急な雨に走って雨宿りだ。
傘をさしてても
役に立たないくらいの雨だった


私は傘を持つのが昔から大嫌いだった
いつも傘持ってなくて
一人だけ当然ながらびしょ濡れで歩いて帰って
変な目で見られた。
朝雨が降っていなくたって皆ちゃっかり折り畳み傘なんて持っている。

私は傘は大嫌いだ


誰かの涙を浴びてるみたいだ
深く悲しく
思い切り降り続く

私の涙もそれで隠した。

雨が大好きだ
涙を隠してくれるから


この気持ちはなんだろう?世界中に取り残された気分だ。


大切な人に捨てられた気分は
初めてだから、こんなに辛いだなんて思いもしなかったよ。

怖いよ

明日も明後日も
急に生きるのが怖くなった
私はあの店に居られないのかな

そう思ったらどくどく涙は溢れてった。

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