吸血鬼な王子様





彼のいなくなった図書室で私は一人、固まった。



友達、か。私、人付き合い苦手なんだけどな……。



その時、五時間目の開始を告げるチャイムが鳴り響いた。



…やばい! 早く教室に戻らないと!



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