悪魔な先輩の彼女になりまして……

お母さんは何故か胸の前で拳をつくってキラキラと目を輝かせている。




なんでお母さんが熱くなってるんだ。




結婚なんて、私たちにはありえないことだ。




「ごめんお母さん、それはどうだろう」



「…………ぇ?」




私はそれだけ言い残して階段をのぼっていった。






結婚なんて、そんな先のこと考えられないよ。





< 248 / 480 >

この作品をシェア

pagetop