悪魔な先輩の彼女になりまして……

「って聞いてないし。
爽夜ならさっき来たところだけど、また出ていったよ?」



「ええ、そんな‼」



「フラフラしてくるって。ついでに授業サボるって。どうしたんだろね、あいつ」



「鞄は!?」



「あるけど。地味にタメ口だね」



「ありがとうございます‼」



「あ、ちょっ、ナツメちゃん!?」




カピバラ先輩がブツブツ言っているようだけど、構っている時間なんてない。



< 416 / 480 >

この作品をシェア

pagetop