~☆《お嬢様はヴァンプァイア?》☆~
《第4話》

動き出した幸せの時間

ねぇ、大輔は何で私を嫁さんにしようと思ったのよ、だいたいヴァンパイアと人間が結婚するなんて、いったい何を考えてんのよ、まぁいいか私幸せだから、このまま永久にこのままがいい。
三咲は、庭でティータイムでくつろぎながら、ブラッドオレンジケーキをほうばりながら、首をかしげて質問をすると、大輔はカフェオレをすすって三咲を見つめながら答え始めた、俺は、三咲となら、自分を変えられると感じたんだ。
君と出逢い俺の日常生活は、180度変わったけど、初めて会ったカフェでいきなり執事やれとか意味わかんない、何言ってんるだろうこのお嬢様は、考えてたけど執事も楽しそうだと、思ったからね。
大輔は、三咲を見つめながら答えた。
そんな見つめたら恥ずかしいから、見ないでと、ほっぺたを桜色に染めながら、下を向きながら、ちらちら大輔を見ながら、キラキラと眼差しを向けている
これからもずっと一緒にいてくれる?
大輔は、当たり前だと答え三咲の髪の毛を撫でた。
カフェで二人は出逢ったあの日から二人のdestinyは決まっていたのかもしれない。
こうして二人の幸せの時間は動き出したのである。
二人の間に春の日差しが、眩しく照らしながら、そよ風がやさしく吹いた。
それは二人の幸せの時間が永久に続くように願っていたから、春の神様からの送り物かもしれない。
こうして二人は、また新たに日常生活をともにしていくのだ。



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