もっと歩み寄れば・・・

結末



父に言った


「今までありがとう。我儘を聞いてくれてありがとう・・・」

「ちょくちょく、帰って来いよ」


「無理かも・・・『ごめんなさい』」


「そうか、あのやろうが、亜美を離さないのか?チャラチャラがなくなった分よしとするか?」



係が来た
そろそろお時間ですと


父と式場に行った。
祭壇の前には、慎二さんがいた

一歩とすすみ
慎二さんに「よろしくな」と


式も滞りなく終わり
控え室に戻ると 桐子さんがいた

「忠告したでしょう?なんで式をするの?慎二に言われたわよ、仕方なく結婚するんだと、好きなのは桐子だって、その白無垢脱ぎなさいよ」と強引に脱がし、なに食わぬ顔で自分が呼んだ着付け師に


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