もっと歩み寄れば・・・
時はながれ


俺は

あれから幾度となく
女性からいいよられたり
見合いをセッチングされたが
ときめくものもなく



断り続けた




俺は40になった






今年も就活の学生でごった返していた

俺の目の前に亜美がいた


声をかけようとしたが
そいつと一緒にいた友達が
怪訝そうに俺を睨み付けた



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