俺の消えない記憶
何人かの女の子がまとまって一気に俺の目の前にやってきた。


同じクラスの子なのか、違うのかも分からない。


「星川君〜」


「冬馬君!!あのねー」


顔近いって、、、。


しかも香水の匂いが強すぎ、、、。


「冬馬君おはよう!!」


あっという間に俺の周りをぐるっと取り囲んだ。


「お、、、はよう、、、」


何この勢い、、、。


江藤はこの状況を楽しんでいるかのように、


ニヤニヤしながら、遠くから俺に手を振った。


ちょっ、待てよ、江藤!!


俺の心の叫びは届くことなく、、、。


「冬馬君さっき、カンナと何話してたの?」


「別にただおはようって言っただけ」


「ねぇ、カンナだけズル〜い」


ズルい?意味分かんねぇ、、、


「それよりもうすぐ授業始まるよ」


でもなんだろう、、、


不思議とイライラしたりしていなかった。


こんなこともどこかで、、、どこかで、、、


由奈が笑ってくれてるような、、、


、、、、、そんな気がしたから

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