君に恋したセカイで僕は

「ゆうたーん!
俺も一緒にメシ食いてぇよお!」

ナナの後ろからモヤシ...じゃなかった、ひょろひょろの翔が半泣きで叫ぶ。
うっるせぇ...

周りの女子は

「私じゃダメ?」

「翔の為にお弁当作ってきたよ!」

などと翔に群がる。

はっきり言って翔はモテる。
ルックスもいいし、あれでも頭がいい。
運動だってできる。でもあの性格だ。
モテるから男に嫌われるってわけもなく男子の友達もたくさんいる。

だからはっきり言って翔の親友が俺でいいのか?という疑問はある、


「あ、ナナ」

「ん?なーに?」

ナナが振り返る。
サラサラの髪からいい匂いがする。
ナナにはこんな変態みたいな感想、言えないけど。

「ナナはなんでこんな時期に転校してきた?」

俺はふと思いついたことを言った。
あ、みんなは俺の話の切り替えがはやすぎてついてこれないかもしれねぇけど頑張れ。

「…何でだろうねぇ。言えない事情があるからまた今度ゆっくりきいて。」

「あぁ、今は言えないならいいや。
また今度な」

「うん...。ごめんね。」

困ったような作った笑顔で謝るナナ。
俺が悪いことをした気分。なんだか申し訳ない。

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