続 いじめられてる私と女嫌いな君





「ちっ」



逃げ足早すぎるだろ



それより市原をどうするかな…



とりあえず 止血をしねーとな



救護班呼ぶか?





「おい、お前……」




「あまり喋るんじゃねー」



「敵なのにそんなこと言うんだな」



どんどん血が溢れ出てくる



「喋んな」



「いいだろ。俺の好きにさせろよ…
どうせ、もう無理だ。」



「……」




「あの子にも深波にも悪いことしちゃったな。
ほんと俺ってダメだな…。昔と変わりゃしない」



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