予言写真
男性
ハッと目を覚ますと、部屋の中は明るくなっていた。


額に触れるとひどく汗をかいている。


なにか嫌な夢を見ていた気がするけれど夢のラストを思い出す事ができなかった。


最初は懐かしい夢だった。


みんなで大好きな公園にいて、色鬼をして遊んでいた。


鬼は和夫で、あたしたちは白色を探して……。


それからどうしたんだっけ?


思い出そうとしても、そこから先はモヤがかかっているかのように感じられて、ちっとも思い出すことができなかった。


あたしは考えることをやめてベッドから下りた。


「梢、起きてる?」


ドアの外からお母さんの声が聞こえて来て「起きてるよ」と、返事をした。


「昨日のことがあったから、今日は学校お休みだって」
< 180 / 245 >

この作品をシェア

pagetop