日向くんを本気にさせるには。



「…言わなきゃ襲う。」


「ん…えぇ!?」


ちょ、ちょっとまってよ!この人わたしのこと病人ってわかってる!?



「…ほら、早く言いなよ。」


そう言いながら日向くんの指はプツリとブラウスのボタンを外していく


「ま、まって…っ」


「…またない。」


抵抗しようとしてもグッと掴まれた手首から伝わってくる力には敵わない


「わ、わたし病人…」


「…関係ない。」



日向くんは意外と冷たいようです…

って今はそんなことどうでもよくて!



「ま、まって!い、言うから!」


「…うん、じゃあ早く言いなよ。」


そう言いながらも日向くんの指は止まってくれない


こ、このままだとわたしほんとにピンチだよ!

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