現実の世界
自暴自棄
でもいくら顔を見たくなくても学校でななかちゃんの顔を見ることになる。

やっぱりプライドがあって笑顔で普通に接してた。

ななかちゃんから私の彼だった人との会話やデートした話まで聞かされた。

もうこいつは絶対に信じない。って決めた。

今も信じてない。てか関わりたくない。

今も憎悪しかない。こんな事されたら一生忘れられないよね。


このことがあって、私は自暴自棄になった。すぐには立ち直れなかった。

好きだった人と友達どっちにも裏切られたんだから。

私はついに、''出会い系''に手を出した。

出会い系で適当に男と会って遊んでた。

何人と会ったかなんて分からないくらい。

寂しさを埋めるために色んな人と会った。

誰かといる時は寂しさが少しだけ無くなるから。抜けられなくなっていった。

だからといってヤッた訳ではなくて、

カラオケ行ったりショップ行ったりしたくらい。

たまにキスとか触られたりとかあったけど、

とくになにも思わなくなっていた。

自分のことを大切にしなくちゃいけない意味が分からなくなっていた。
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表紙・目次

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