ぽっちゃり彼女に溺愛中

恭也Side


紗綾が手を引きそれに続いて歩いていった。
少し山岸に睨みながら
すると山岸も負けじと睨み返してくる
そんなことを知らずか俺と山岸の手を引いてグイグイ進んでいる紗綾。


手を握って引っ張ってくれるのは
正直嬉しいが俺は少しさっきの件でもやもやしていた。

それはさっきのバスでのこと

バスの席順は紗綾の隣ではなく小西

あぁ。紗綾の隣がよかったな。

そんなことが口から漏れていたのか

「ごめんね?紗綾ちゃんじゃなくて。」


「あ。声に出てたか。」


「うん!ばっちりね」

やば。無意識に声に出てたとか。



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