恋と呼ばせて


1度、孝也が眠っている時にメールを見た。


知らない子の名前だったけど、

"昨日は会えて嬉しかった♡
また早く会いたいなぁ…
大好きたかちゃん♡"


なんて書いてあったら、確実に彼女か彼女候補だと思う。


それでも、彼女じゃないし別に関係ない。とこのままでいた私が悪い。


長かったので情もあるし、女癖さえ直せば付き合っていたかった。
その考えが甘かったんだと思い知る。


朝起きると、当然に様に孝也が朝食を作っていた。


「起きた?おはよう。」


昨日無理矢理された事はなかった事になったの?


「なんで……。
なんでいるの?
私言ったよね?
もう孝也とは…っ」


「だから、他の人と付き合うなんておかしいって。
俺がいるじゃん。」


何言ってんの?


「確かに浮気したせいで別れる話しにはなったけど、ずっと俺お前の事好きだから通ってたんだけど。
お前も好きだから受け入れてたんだろ?」


「…違うよ…それは……」


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