空と君とダイヤモンドと
「え?架純と塁くん知り合いなの?」
「あたしのじゃなくてお姉ちゃんの知り合い」
「…そうなんだ」
塁くんにクリスマスすっぽかされて。
それを謝られて。
謝ってきたのもなんでかなって思ってる。
そりゃすっぽかしたのは悪いことかもしれないけど。
いまここで言わなくても。
ベランダでいいのに。
…もしかして。
「ベランダにもうこないつもりなのかな」
「は?」
あたしのつぶやきにワカが不思議そうな顔をする。
「だってさっきの話ベランダでしてもいいのに」
「まぁたしかにな」
「なに、瑛梨奈とあのさっきの人ってベランダで密会してたの?」
架純がワカとあたしの話を聞いて身を乗り出す。
「…密会ってほどでもないけど」
「いや密会だろ」
ワカが笑うからあたしもなんか笑っちゃう。
「ふーん。あの人だよね?瑛梨奈がクリスマス過ごすって言ってたの」
「…うん」
「あたしのじゃなくてお姉ちゃんの知り合い」
「…そうなんだ」
塁くんにクリスマスすっぽかされて。
それを謝られて。
謝ってきたのもなんでかなって思ってる。
そりゃすっぽかしたのは悪いことかもしれないけど。
いまここで言わなくても。
ベランダでいいのに。
…もしかして。
「ベランダにもうこないつもりなのかな」
「は?」
あたしのつぶやきにワカが不思議そうな顔をする。
「だってさっきの話ベランダでしてもいいのに」
「まぁたしかにな」
「なに、瑛梨奈とあのさっきの人ってベランダで密会してたの?」
架純がワカとあたしの話を聞いて身を乗り出す。
「…密会ってほどでもないけど」
「いや密会だろ」
ワカが笑うからあたしもなんか笑っちゃう。
「ふーん。あの人だよね?瑛梨奈がクリスマス過ごすって言ってたの」
「…うん」