憂色
◆第一章:瑠璃色
君と出会ったのは……

確かこんな晴れた日だったね。

あの頃は、まだ僕たちは知らない人同士で…

切なさなんか、知らなかったね。

ねぇ…どうして…

こんなにも僕の心を掻き乱すの…??

僕はまだ…

君を愛していたよ。

嘘ばかりでゴメンね

僕は…僕はただ…

君を傷つけたくなかったんだ

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