死神執事と、トラブルメーカーな私の話
「私は・・・・・・そうは思わないわ」


そう、言った。


伊勢月が瞬きをする。


「わからないもの。誰が平等とか、対等とか。

ーーわからないわ」


そう言うのがやっとだった。

それしか言えなかった。


パーティーの音楽が流れる。小気味好く、それでいて軽やかに流れる音は、とても空っぽのように聞こえた。
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