死神執事と、トラブルメーカーな私の話
「ーー哨」


前を歩いていたハロスが立ち止まり、振り向く。


「ーー何?」


「足、痛いんだろ。抱えてやるよ」


「っ、いいわよ、別に。これくらいーー」


「うるさい」


哨の言葉を遮って、ハロスが哨の体を抱き上げる。昨日と同じ、いわゆる『お姫様だっこ』だ。
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