死神執事と、トラブルメーカーな私の話

トラブル発生

家に着き、ハロスに抱えられて昨日と同じように哨のベッドに降ろされる。


「道具持ってくるから、着替えて待ってろ」


「・・・わかったわ」


ハロスが部屋から出て行ったのを確認してから、ベッドの隅に洗濯して置かれた寝巻きに着替える。


「ーーった」


パーティーを抜け、ハロスもいなくなり我慢する必要も無くなり、思わず痛みの声が漏れる。

しびれるような痛みに歯を食いしばり、痛む足を動かして寝巻きに着替えた時、ちょうど部屋にノックが響いた。
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