幼なじみの恋。ー妬まれ、嘘をつき、離れるー

卒業。

【杏藍side】


私は毎日、一応心配だから、と康平に学校まで


着いていってもらっている。


私のほうが3人より早い登校だからね。


高校と中学校はまあまあ近いから、康平は私を


送り届けたあと、斗杏と杏樹を迎え、学校まで


行っているのだ。


わざわざいいのにって思うけど、私はずっと


康平のことが好きだから嬉しい。


これからもずっと続けばいいのにな。


けどこの楽しい時間にも卒業があった。
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