好きです...先生
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「ふわぁ〜、眠...」

大きな欠伸をしながら家を出る。
案の定、昨日は気になって寝れなくて寝不足だ。

でもその正体がもうすぐ分かる...私はワクワクしながら学校へと向かった。

学校について上靴に履き替えて数学研究室に向かう。

なんで職員室じゃないかと言うと今朝、先生から数学研究室に来てってLINEが来てたからだ。


数学研究室の前についてドアをノックする
すると中から先生の声が聞こえてきた。

「汐野か?」

「そうです」

「入っていいぞ」

そう言われて私は"失礼します"といいながら数学研究室に足を踏み入れた。

「わざわざ来てくれてありがとうな」

「いえ...」

先生に会えるなら全然いい
むしろ、私がお礼をいいたいくらい


「...あの...渡したいものって...?」

先生がなかなか話し出さないから私から話しかけてみた。

すると先生は机からラッピングされた箱を出てきた。
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