好きです...先生
私はどっちだろう...?


そんなことを考えていたらいつの間にか数学研究室の前に立っていた。


私はドアをノックして先生が応答すると、ドアを開けて中へと入っていく。


「失礼しまーす」


「おっ、汐野来たか」


「はい、それより...相変わらず凄いチョコの量ですね」

今にも落ちそうな、机いっぱいのチョコを見て私は呟いた。

「だろ?食べる?」

私の好きな笑顔でそう言う先生。

可愛い...
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