カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
「よぉ~」



口から白い煙りが勢いよく飛び出す。



どうみても、中学にみえないぐらい大人びてみえて・・。





「よお~チビ!今帰りか?」



  またチビって・・・






「うん、そうそう。今帰る所なの。カズキは、こんなとかで何してんの?」





「ん~別に?
ぼ~っとしてた…」


「こんなとこで?」


「そっ」







そういうと、いたずらっぽく微笑んで私を見ている。






   ズキン…




  えっ?!





  いまの感覚って…




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