【完】Angel Heart



がばっ。




押し付けられるように手渡された実楽のスマホの待ち受けには。

なんと…ソフトクリームを仲良く半分こしてる、滅茶苦茶ベストショットなオレ達。


てか、直江先輩、ナイス!!



実楽は凄く恥ずかしそうにもじもじしながらオレとスマホを見比べてる。



これは、つまり…両想いってことでいいのかな?


そんな期待を胸に実楽を見つめるとボンっ!と音が出るほど赤面された。



「べっ別に、二人の写メがよかったっていうか、なんていうか…」



歯切れ悪くしどろもどろにな実楽にオレは更に期待を膨らます。



ねぇ、自惚れでも、それでもいいと思うんだ。



オレは、実楽がずっと変わらず好きだから…。

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