お姫様は王子様!?




「茜・・美加は??」





  「はぁ・・・そこだよ・・」





  
  茜の指差すそこには私の方を





  瞬きをしていないんじゃないっかっていう




  美加の姿があった・・・





  「美加・・・・・」





  私は美加のところに駆け寄った。





  「美加・・・・ごめんね。」





  「・・・・っか」




  
   
  「え??」





  「藍のバカ!!!!」





  それは誰もが驚いたその瞬間だった。




  
  
  「どうして一言も相談してくれなかったの??
   どうしてなんでも勝手に一人で決めて  
   勝手にいなくなるの???」






  「美加・・・・」






  「藍は・・・いつだってそう・・・
   なんでも自分ひとりで抱え込んで・・・」
< 163 / 170 >

この作品をシェア

pagetop