バレンタインと俺の心情


「はぁ? 橙有が言ってたぜ? ど忘れしたんじゃね?」


「まー違うけどそういう事にしておこうか」


秀馬にいちいち対応してもダメだってことはもう気づいてるし。


そっとしておこう。


「とりまそういうことで!! オレこの後彼女とデートだからさ〜〜」


そう言って鞄を持って教室を出て行った秀馬にため息が出る。


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