サムライ君とメガネちゃん
ミキちゃんは、常日頃から成績優秀なお嬢

様だから、学年で1,2の成績をとったのは言

うまでもない

テツ君は…例の「文明教育プログラム」のお

陰で、予想通り、そこそこの点数をおさめ

たらしい

ちょっと肩の荷が下りた、気がする

いつものように、正門でテツ君と待ち合わ

せ、私たちは帰路につく

「ようよう、凸凹ラバーズ!熱いねえ!」

「お幸せに~」

クラスメイトたちが冷やかしながら、私た

ちの横を通り過ぎていく

平和で、穏やかな日々

「ねえ、テツ君」

「うむ?」

「ずっと、一緒にいようね?

ずっとずっと、一緒に、ね?」

私はちょっとだけ、彼に身を寄せる

「うむ、ずっと、一緒ぞ」
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