サムライ君とメガネちゃん
それまで似つかわしくない、真剣な表情を

していた彼女は、日本晴れのような表情を

浮かべ

「そっか、りおちゃん、わかった!行ってこ

い!…ええい、アタシも行くで!一緒に!」

「え?…ミハルちゃん…一緒に、行ってくれる

の?」

「あったりまえのコンコンチキや!アタシ

ら、親友やろが!

…それに、あんたの気が変わって、変な行動

起こさんように監視しとかなあかんもんな

あ!アッハハハハ!」

ミハルちゃん…ありがとう

涙が出るほどうれしい

いや、事実、涙がポロポロと流れる

「ああー、泣くな泣くな!

あんたの新しい人生の門出や、なっ!

…そうと決まれば、出発前夜祭や!

すいませーん、店員さん、パフェ追加!」

そう言って、彼女は私の髪をクシャクシャ

にする
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