私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
「学校も親も全部。
この世界は無価値なもので溢れてる」
多分、この声のせいだ。
懐かしいような、どこかで聞いたことのあるようなその声で聞かれると条件反射みたいに返事をしたくなる。
私のくだらない気持ちを吐き出してしまう。
見ず知らずの怪しい人のはずなのに。
私には関係ない人。
これっきりもう会うこともないだろう人。
そんな人なのに。
「そっか」
そう言ってその人はまた溢れんばかりの笑みを浮かべる。