待ってて、先生
篠崎がいないんじゃ篠崎に伝えれないな

いやもしかしたら原田は篠崎が俺に告白してること知ってるかもしれないな

『原田…ちょっと放課後、篠崎を屋上に呼び出してくれないか？話したいことあるんだけど立場上篠崎となかなか2人っきりになれなくてさ』

俺は原田にこっそり耳打ちをした

「わかりました」

原田はそう言って職員室を出る
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表紙・目次

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