狼の演奏者
そんなことを祖母が言っていたことに
私は気がつかなかったが、
祖母の前で笛を吹くと、
よくないと悟った私は
山で遊んでいたときに見つけた洞窟で
吹くようになったのだ。
いつも、違う音を出すたびに、
弥生の周りには
いつも、違う動物が来た。
その動物は、音が鳴っている間は
弥生の近くにいて、
演奏が終わると、
去って行った。
だから、いろいろな動物を見てきたが、
狼ははじめてみた。
「帰ったら、おばあちゃんに言ってみよう!」