それでもいいって、いったじゃん。

ちゃんとあったまったら出ておいで。
そしたら、あったかいお茶でも飲んでから動物園にいこう。



そういった彼が今にも泣き出しそうで。ただ、話してくれないことはわかったから、うんとだけ返事をした。



私はただ、再び背を向けた彼をただ眺めたあと、頭上から降るシャワーに打たれていた。



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