___BlueSky -罪と愛と友情と-___



陸side







太陽「はいおめでとー」





今日は双子の誕生日。
と言うことで双子の家でホームパーティ~

まぁ、内容はほぼ太陽の時と一緒だけど、、





陸「なになに?」



太陽「サングラスー」



空「いや言うなし」



海「丁度欲しかったんだよね」





太陽がプレゼントを適当に渡して、その中身を二人が開ける前に言っちゃう太陽。

空はそれにちょっぴり呆れ気味で、海は開けて喜んでる。

でも、海がグラサンつけてるとこ見たこと無いかも...
空はつけてるの見たことあるけど。





陸「じゃあ俺から」






そんな二人に俺から。

俺からは、







海「うわ可愛い!」



空「全部くれんの?」



陸「違う違う」笑





机にちょっと大きめの箱を取り出して三人に見せる。

その箱を開けたとたん、目を光らせる海と空と、ちょっとびっくりした太陽。

だってこの箱のなかには...

5つのペアリングが綺麗に揃えられていた。



これは、
俺から幼馴染みたちへのプレゼント。

今年で一緒にいるのは最後かも知れないから。





空「名前入ってる」



海「ほんとだ、これなんて書いてあんの?」



太陽「Important people, also ties from now on forever.」



空「は?」



太陽「恥ずかしい奴」



陸「うるせぇ笑」








それを渡せば、それぞれの反応。

太陽は恥ずかしい奴なんて言うけど、俺は真剣に考えたんだから。

しかもそう言っときながらチャッカリ着けてんじゃねぇかよ笑






空「もう一個は?」



陸「あー、空預かっといてよ」



空「なんで?」



陸「あいつに渡して」



空「...海でもいいじゃん」



海「空のがいいと思う」



空「なんで」



海「何となく?」






そして、箱にのこる最後の一つのシルバーリングは

俺らの大事な奴に。





名前と共にリングに刻まれた


____Important people, also ties from now on forever.___






大事なんだよ。ずっと。








___大事な人へ。この絆は永遠に。___





< 34 / 56 >

この作品をシェア

pagetop