俺様副社長の溺愛秘書
自分の席に座れば、副社長から出張の詳細がメールで入っていた。


その情報から予約をしなければならない。



「松井さん、再来週の出張ですが。」


「はい。」



佐伯課長に呼ばれ、席を立って、課長の机に向かった。


佐伯課長が資料を手渡してきた。



「悠木ホールディングの大阪支社なら、このホテルをお薦めします。」


「はい、ありがとうございます。」


「予約をしたら先ずは経理へ申請して。」


「はい。」


「分からない部分は質問を。」


「はい。」



今回の出張は、副社長秘書になって初めての遠出の出張だ。


日帰りはあったが、泊まりとなれば初めてだ。


佐伯課長に手渡された資料を元に予約をしていく。勿論、部屋は別々にするべきだと思い、2部屋を予約した。


新幹線、ホテルの詳細を副社長へとメールで送信する。


直ぐに副社長からメールを受信して驚いた。
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