愛されることを受け入れましょう
でも樹くんは変わらなかった。ちょっとした届け物がある時なんか、樹くんママと一緒にうちに来て、

「柚珠奈ちゃん」

って嬉しそうに呼んでくれた。

でもその笑顔が眩しくて、ちっともお姫様じゃない自分が恥ずかしくて。

私は樹くんの前に出る事さえ、拒否するようになった。


















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