種無しスイカ





「正樹です。よろしくお願いします。」



正樹さんは礼儀正しく挨拶して深く頭をさげた。





「何かあったら正樹に話して。」



「はい。」



「じゃ、俺はもう行くから。またね、あすかちゃん。」



「はい、」





バタン





「..................あの、あすかです。お世話になります。」




「はっ」




部下みたいな返事をされて私が偉そうにしてるみたいだったから



返事のしかたは、「はい」に変えてもらった。





 




 
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