幸せポイント
「まぁ、時間はまだまだあるんだし、これからは黒い光にも気をつければいいだけだから」


テンちゃんはケロッとした表情でそう言った。


そんな簡単に言われても、人付き合いにうんざりしているあたしには難しいことだった。


「じゃぁ、また明日ね」


テンちゃんはそう言い、消えてしまったのだった。


あたしは2つしか増えながったスタンプを見て、大きなため息を吐き出したのだった。
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