初雪の恋

卒業式


 昨日に引き続き寝不足の私…。


 今日海斗さんに逢えると思うと、眠れない。


 昨日壊しれたネックレスは、新しいチェーンに変えて、今日も、私の首にぶら下がっていた。


 今日着たら、もう二度とに袖を通す事のない制服。


 いつもより、少し気合いの入ったメイクをして、学校に行く。


 私は一人で、学校まで、行くことにした。途中の公園で、足が止まる。約半年前にここで、海斗さんと出逢った。


 その公園を通り過ぎ学校に行く


 教室に着くと


 「紗姫こっち。」

 真緒が呼ぶので、真緒の傍に行く。


 もう教室では、写真を撮りだしている。


 「おはよう真緒。いよいよ卒業だね。寂しいよー。」


 真緒に抱きつきながら、寂しさを口に出す。


 「私もだよ紗姫。」


 真緒も私を抱きしめて、寂しさを口にする。
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