お手伝いさんは若の恋人
ちょうど奥の窓際が開いてたのでお兄ちゃんと向かい合わせで座った。

すぐにお兄ちゃんは昨日はなんで泣いてるような声がしたんだと聞いてきた。

私は正直に初めて家族と別れて暮らし始めててお兄ちゃんの声聞いたら会いたくなってと話すと、またお兄ちゃんはにこにこしながら私の頭を撫でてくれた。

店員さんが「お待たせしました」と私のほうにイチゴケーキとミルクティお兄ちゃんはチョコレートケーキとコーヒーを置くとごゆっくりと頭を下げて席から離れた。

ケーキ食べなとお兄ちゃんは私に言うと自分もケーキを一口食べ始めた。
わたしがお兄ちゃんのケーキを見てると一口食うか?と聞いてきたので「うん
」というと口の中にチョコレートケーキがこれもおいしいと言うと良かったなあと笑っていた。

フォークを置いて私を見るお兄ちゃんの目は真剣で私に無理して住み込みなんてすることないんだぞって言ってきた。
正直男ばかりの所に私を置いておきたくないみたい。

でも私は、お屋敷の皆は優しくしてくれると話し、私の部屋だけかぎがかかる部屋を用意してくれたと話すと少し安心した顔をした。

嫌ならいつでも帰ってこいとも言ってくれこの話はこれで終わり

お兄ちゃんの彼女の話や仕事の話をしてやっぱりお兄ちゃんといると安心する。
「萌、生クリームついてるぞ」と人差し指で私の口についているクリームを指で掬い取るとそれを口にぱくっと入れてこれ甘いなあと苦笑いしながら私を見つめた。

私は恥ずかしからやめてよっていうとお兄ちゃんはにこにこしながらお前はまだ子供だよっと言いながら笑った。
向こうに座ってる女の子たちの高い叫び声が聞こえてきた。
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