大好きな彼に・・・
01章☆ミ
「ふわあ-ッ・・・今何時だろ・・・ってもう
こんな時間だよおぉぉぉお!!!」


階段を急いで下りてたらつまずいて


こけたドジなあたし。


そう、あたしは苺香(いちご)。


いちごなのになんで香が


ついてるのかは・・・謎なんだけど笑


「お母さんなんで起こしてくれなかったの!?」


あたしはついであった牛乳を


いっきに飲み干してトーストを


急いで食べた。


「お母さん何回も起こしたのに
起きなかったでしょ!!」


お母さんの説明聞く暇はない・・・


だって大事な人がそろそろ来るはずだから。


『ピーンポーン』


噂をすれば―――――――――


「いってきまーす☆」


家を出た瞬間


「おはよッ。苺香」



まだ寝ぼけ気味の幼なじみ薰(かおる)



そして・・・あたしの片思いの彼♥でもある


「おはよお。薰」


あたしの唯一朝起きれるのは


薰と一緒に学校に行けるから。


薰のためなら朝だってへっちゃらになれる


そのぐらい大好き♥

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