信じてみませんか??
颯斗には全て言おう。


「新羅って知ってる?」




颯「世界No.3の族だろ」




世界No.3なんだ。

だから、煜は凛螺に勝てるって言ってたのか。



「そう。
そこの総長、和久井煜は私の従兄弟なの。
それで煜の双子の妹の和久井 夢【ゆめ】が私の味方。」





煜「そっか。」




「でも、私と夢が仲良いのは前だけ。
今は……多分嫌われてる。」



颯「なんでそう思う。
綾奈を信じたやつなんだろ。」




「だって……最近避けられてるし。
それに、聞いたの。

いじめの主犯は夢だって。
初めは嘘だって思ったよ。
でも、最近の夢の態度見てるとだんだん信じられなくなってきたの。」




颯「そうか。」





「うん。
でも、私信じたい。
夢のことを疑いたくないよ。」






颯「なら、真実を確かめよう。」






真実を??





怖い……





本当に夢だったら……






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